特徴

ネオジオ

ロムカセット(ロムカートリッジ)
家庭用カセット版と業務用で採用されているソフトメディアで、2枚の基板が1つのプラスチック製カートリッジにパッケージングされている。
家庭用カセット版と業務用とでは形状が異なるほか、業務用の方がやや大きい。
スーパーファミコンやメガドライブのロムカセットと比べると2倍以上と大きく、その分収められる情報量も膨大である。
カセットの形状は国内外共通で、さらに国外版のカセットは日本版の本体でプレイする、あるいはその逆が可能になっている。
ただし、国別設定(および、MVS/AESの区別)は本体BIOSを取得する事で行われるため、国外版のカセットであっても国内版の本体で使用すれば日本語版として動作する。
また、業務用カセットであっても家庭用本体で使用すれば家庭用として動作する。
なお、容量の大きさの単位は「MB」で表されるが、これは「メガバイト」ではなく「メガビット」のことを指す。
「1バイト=8ビット」で、例えば『龍虎の拳』の容量に102メガビットをバイトに換算すると、102/8=12.75メガバイトである。

CD-ROM
ネオジオCDおよびネオジオCD-Zで採用されているソフトメディアである。

メモリーカード
ゲーム中のセーブデータは、PCMCIA規格準拠のPCカードのメモリで保存される。

容量は8Kバイト。
ただし、スコアの記録程度のものが大半で、セーブデータを積極活用するようなソフトは極少数に留まった。
格闘ゲームではゲームオーバーになったステージの時点でセーブして、いきなりラスボス戦から始める事も可能である。
また、一部作品の隠し要素を使用する際は、メモリーカードが必要になる場合が多い。

業務用でも一部の筐体にはメモリーカードのスロットが装備されているため使用することができる。
家庭用カセット版でプレイしたゲームの続きを業務用でプレイすること、あるいはその逆が可能となっている。

起動時のアニメーション
家庭用カセット版及び業務用を起動すると、最初に「NEO・GEO」または「NEOGEO」の黒文字の言葉と白色の背景が同時に現れ、その後、その文字と背景の色が反転した後に「〜 PRO-GEAR SPEC」という白文字の言葉と「SNK」という前述の言葉とは違うフォントで表された青文字の言葉が追加されて出てくる。
この起動時のアニメーションは、ダイナの『Vライナー』を除く他社作品も含めて全ての作品に共通して使用されている。
なお、「〜」の部分は以下より説明する。

MAX 330 MEGA
ネオジオの初期作品から『メタルスラッグ2』まで「〜」の部分を表示していたのがこの言葉で、フォントは「PRO-GEAR SPEC」と同じである。
「MAX 330 MEGA」の意味である「最大330メガ」は当初、搭載できるロムカセットの最大容量と言われていたが、この数字は本体がROM へアクセスする速度が最大330メガビット/秒であることを示している。
これはネオジオの箱に記載されている。

GIGA POWER
表現力を増すためにロムカセットの容量がさらに巨大化していくことを表すために『リアルバウト餓狼伝説2』より、この言葉が「MAX 330 MEGA」に代わって表示されていく。
ただし、フォントは「MAX 330 MEGA」と違って別物となっている。
また、この表示から「NEO・GEO」の表示も「・」が抜けて「NEOGEO」と表示されるようになったが、『リアルバウト餓狼伝説2』以降の一部作品においても「NEO・GEO」と表示される作品は存在した。

後期のソフトは300メガビット以上の容量であり、2003年発売の『ザ・キング・オブ・ファイターズ2003』においては、716メガビットもあった。

起動時のBGMの音色

ネオジオ

前述の通り、起動時については、アニメーションは全作品共通であるものの、一部メーカーの作品においてBGMだけは音色が異なる。

なお、それ以外のメーカーの作品においてはSNK作品と共通の音色である。

また、中には業務用のみにしかリリースされていない作品もあり、かつ起動時のアニメーションが最初から表示されない作品もあるが、後述するMVSコンバーターやユニバースバイオスといったアイテムを駆使して家庭用モードで起動すると、確認が可能となる。

音色が異なるメーカーは以下の通り。

ADK
アルファ電子時代の作品も含む。
なお、「ADK」と社名変更する前辺りから音色が変更されている。
また、起動画面で表示される「PRO GEAR」の「R」のフォントも異なる。

NMK
ネオジオ向けに開発したゲームは『作戦名(オペレーション)ラグナロク』のみで、家庭用には移植されていない。

彩京
開発したゲームは『ストライカーズ1945 PLUS』のみで、家庭用には移植されていない。

エイティング
ハドソンの許諾により『ボンバーマン ぱにっくボンバー』がリリースされている。
なお、開発をイレブンが行っているため、音色はSNK作品で流れる音色にドラム音を加えたものとなっている。

ザウルス
音色が異なっているのは『ステークスウィナー 〜GI完全制覇への道〜』のみ。
こちらも開発をイレブンが行っているため、『ボンバーマン ぱにっくボンバー』と同じ音色が採用されている。
なお、続編の『2』はSNK作品と同じ音色が採用されている。

サミー工業
リリースしたゲームは『ビューポイント』のみである。
開発を後に「夢工房」と社名変更するエイコムが行っているため、『パルスター』や『ブレイジングスター』と同じ音色が採用されている。

サン電子
同社作品でSNK作品とは違う音色が採用されているのは『ギャラクシーファイト 〜ユニバーサル・ウォーリアーズ〜』のみである。

データイースト
参入第1弾として開発・発売した『ミラクルアドベンチャー』のみ、SNK作品と同じ音色が採用されている。
なお、同社最後のネオジオ作品である『マジカルドロップ3』では、また別の音色が採用されている。

テクモ
開発したゲームは海外販売のみの『テクモ ワールドサッカー'96』のみ。

ナスカ
なお、この会社がSNKに吸収合併された後も、この会社の作品を題材とした一部の作品にも同じ音色が採用されている。

ビデオシステム
ネオジオでリリースされた作品全てSNK作品と音色が異なっている。
海外のみの発売となった『ガッポリン』だけ、他のネオジオ向け同社作品とは違う音色が採用されている。

フェイス
同社作品でSNK作品とは違う音色が採用されているのは『ぐるりん』のみ。
家庭用には移植されていない。

夢工房
音色はエイコム時代から一貫して変更されていないが、『雀神伝説』のみホワイトボード(サントス)開発のため、また別の音色が採用されている。

100メガショック

1992年の『龍虎の拳』等、カートリッジ内のROMに記憶できる容量が増えた事や、対戦型格闘ゲームのブームによりキャラクタのスプライトパターンや効果音が増えた事により、容量が100メガビット以上のカートリッジが登場した。

それらの作品に対してのキャッチコピーとして使用されたのがこの言葉である。

それと同時に、そのキャッチコピーで宣伝された一部の作品には、ネオジオ起動時のオープニングの後に、「THE 100 MEGA SHOCK!」という言葉が流れるアニメーションが収録されたり、業務用のインストや家庭用カセット版のパッケージにその言葉を使用したロゴが記された。

なお、容量が100メガビット以下で、ビッコムというメーカーが開発した98メガビットの対戦2D格闘ゲーム『ファイトフィーバー』も、起動時のアニメーション後に「THE 100 MEGA SHOCK!」のアニメーションが流れるため、100メガビット未満であるものの「100メガショック」作品とされる。

キャッチコピーを使用し始めてから2年後には、200メガビット以上の作品が登場するようになったため、この言葉も90年代後半の作品では使われなくなっていった。

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